ある場面では好まれない特質も、正しい場所へ行けば宝になる。
こんな抽象的な事を思ったのは、黒柳徹子のほぼ日でのインタビューを読んだからだ。
こんな自由な発想が、この年になるまで損なわれず成長して来た見本のような黒柳徹子。
トットちゃんシリーズで読んだ子供時代から鑑みるに、この自由な感じは、本来のこの人の性格なのだろう。えせ不思議ちゃんとはまさに格が違う、不思議さんだ。
いつもは奇抜なファッションを見せてくれていた娘が、幼稚園で作ったウサギのかぶり物を被っていた。
ふと思いついて髪を切りに行くと言ったら、彼女はかぶり物をおもむろに取った。
「散髪屋さんのお姉さんに見せてあげたら?」と提案するも、「絶対嫌」と拒否された。
いつも髪を切ってくれるお姉さんは、おしゃれでなかなかの美人さんなのだ。
これは髪を切りに行くのでかぶり物を取ろうという配慮なのか、
きれいなお姉さんのまえでおかしな格好をしたくないという、自意識の現れなのかいまいち判断しかねる。
が、もし後者なら、幼児時代の無邪気な自由さが少しずつ損なわれているという事だ。
彼女の自由な感じがとても気に入っているので、もしそうなら少し残念だ。
親のエゴと分かっているのだけど。