2007年12月29日土曜日

2匹の子ヤギ

クリスマスプレゼント、こちらに来てオーストラリア人の家族をもって一番めんどくさいと思う事。
趣味が全く違う義理の家族に贈るプレゼントを考えるほど、困難な事はない。しかも毎年違うものを。
逆に、全く欲しくないものをもらうのも困ってしまう。もともと貧乏性なので、こんなのに(失礼)こんなにお金をかけちゃって、、、と思ってしまうのだ。

ただし、今年義理の両親からもらったものには、やられたなーと思った。多分今までもらったプレゼンのなかでもダントツなんじゃないだろうか。
それは、一枚のカード。だけどただのクリスマスカードじゃなくて、「2匹のヤギをバングラデイシュのとある家族に贈りました」と書かれたもの。説明では、とある村で一番貧しい家族に、義理の両親が寄付したお金で買ったヤギ2匹が贈られたらしい。その子ヤギからミルクを取って生活費の足しにすると書いてあった。
カードの表紙には、赤い布をまとった女性がにっこり笑って贈り物のヤギを抱いている。
毎年毎年クリスマスのために消費される膨大なお金に対して(個人的なというよりは社会行事として)、何とも無駄なと感じていたのだけれど、そのお祭り騒ぎの一部が、必要な人に必要なものが還元されているかと思うと、ちょっとほっとする。多分多少の罪悪感の慰めも含めて。

と、やや感傷的になっている私の脇で、義父と夫はなんともくだらない会話を交わしていた。
夫 「いいよねー。君は一番貧しいから2匹のヤギをプレゼントします、なんて。」
義父「なあー。だれか僕らにもそういうのしてくれないかな。突然、クリスマスの日に誰かが来て、はいこれは誰々からの寄付で買ったコンピュータです。どうぞ。なんて。」
夫 「いいねー。」
、、、。全く罰当たりな親子だ。