クリスマスプレゼント、こちらに来てオーストラリア人の家族をもって一番めんどくさいと思う事。
趣味が全く違う義理の家族に贈るプレゼントを考えるほど、困難な事はない。しかも毎年違うものを。
逆に、全く欲しくないものをもらうのも困ってしまう。もともと貧乏性なので、こんなのに(失礼)こんなにお金をかけちゃって、、、と思ってしまうのだ。
ただし、今年義理の両親からもらったものには、やられたなーと思った。多分今までもらったプレゼンのなかでもダントツなんじゃないだろうか。
それは、一枚のカード。だけどただのクリスマスカードじゃなくて、「2匹のヤギをバングラデイシュのとある家族に贈りました」と書かれたもの。説明では、とある村で一番貧しい家族に、義理の両親が寄付したお金で買ったヤギ2匹が贈られたらしい。その子ヤギからミルクを取って生活費の足しにすると書いてあった。
カードの表紙には、赤い布をまとった女性がにっこり笑って贈り物のヤギを抱いている。
毎年毎年クリスマスのために消費される膨大なお金に対して(個人的なというよりは社会行事として)、何とも無駄なと感じていたのだけれど、そのお祭り騒ぎの一部が、必要な人に必要なものが還元されているかと思うと、ちょっとほっとする。多分多少の罪悪感の慰めも含めて。
と、やや感傷的になっている私の脇で、義父と夫はなんともくだらない会話を交わしていた。
夫 「いいよねー。君は一番貧しいから2匹のヤギをプレゼントします、なんて。」
義父「なあー。だれか僕らにもそういうのしてくれないかな。突然、クリスマスの日に誰かが来て、はいこれは誰々からの寄付で買ったコンピュータです。どうぞ。なんて。」
夫 「いいねー。」
、、、。全く罰当たりな親子だ。
2007年12月24日月曜日
中年とファストフード
20代のなかば、居酒屋ではないお酒を飲むところに年上の知り合いに連れて行ってもらった時。
場慣れしないから、座り心地のいいはずの椅子にもなんだか据わりが悪く、美味しいはずの料理もスポンジで出来た舌で味わうようだった。
何度か行くにつれ勝手が分かるようになり、よく作られた椅子は居心地よくなってきたし、料理も味わえるようになった。年齢を重ねた事もあって、友人は「板についてきたねえ」と冗談まじりに、その「慣れ」を確認した。
大学に入りたての頃。喫茶店へ一人で入るも、何を飲んでいいのかわからずメニューを熟読し注文までやたらと時間がかかった。いざコーヒーがテーブルにきても落ち着かず15分くらいで出てきた。大学を出る頃には1時間近くひとりの時間を過ごせるようになっていた。
年と経験を重ね「板についた」ことが増える一方で、下手になっていく事もある事に先日気がついた。
ファストフードでの注文。
まだ小さい子供には食べさせたくないし、普段は特に食べたいとも思わないので行かない。だけど子供を預けて仕事に行く途中、ふとファストフード店の前を通りかかった。お昼を食べなくては行けない時間だったし、久しぶりにと思って入ってみた。
国が違う事もあるのだけれど、どんな風に注文していいのか分からない。後で知ったのだけど、ハンバーガーとフライドポテトと飲み物の組み合わせは、日本では「セット」呼ぶが、こちらでは店によって独自の呼び方があるらしい。某店では「ミール」、某店では「コンボ」。
もうすっかりおばちゃん丸出しで、「だから、バーガーとお、チップスとお、、」と若い店員に注文していると、隣のレジに並んでいた中年のおじさんが、よどみなく注文を始めた。「XXXコンボ」「ポテトをサイズアップで」。「飲み物は何にしますか」という店員の質問が終わらないうちに、すかさず「ペプしマックス」と言い放った。
その鮮やかさ。同じものを注文するのに倍の時間を要し汗だくになっている私。目を見張っておじさんを見た。
「かっこわるい、、、」
もちろん汗をかきかき注文している私もかなりかっこわるいのだが、いい年をしてファストフードを注文し慣れてる彼のかっこわるさも相当なものだった。
「年相応」。もちろんいろんな但し書き付きでだが、この言葉は、正しかった。
場慣れしないから、座り心地のいいはずの椅子にもなんだか据わりが悪く、美味しいはずの料理もスポンジで出来た舌で味わうようだった。
何度か行くにつれ勝手が分かるようになり、よく作られた椅子は居心地よくなってきたし、料理も味わえるようになった。年齢を重ねた事もあって、友人は「板についてきたねえ」と冗談まじりに、その「慣れ」を確認した。
大学に入りたての頃。喫茶店へ一人で入るも、何を飲んでいいのかわからずメニューを熟読し注文までやたらと時間がかかった。いざコーヒーがテーブルにきても落ち着かず15分くらいで出てきた。大学を出る頃には1時間近くひとりの時間を過ごせるようになっていた。
年と経験を重ね「板についた」ことが増える一方で、下手になっていく事もある事に先日気がついた。
ファストフードでの注文。
まだ小さい子供には食べさせたくないし、普段は特に食べたいとも思わないので行かない。だけど子供を預けて仕事に行く途中、ふとファストフード店の前を通りかかった。お昼を食べなくては行けない時間だったし、久しぶりにと思って入ってみた。
国が違う事もあるのだけれど、どんな風に注文していいのか分からない。後で知ったのだけど、ハンバーガーとフライドポテトと飲み物の組み合わせは、日本では「セット」呼ぶが、こちらでは店によって独自の呼び方があるらしい。某店では「ミール」、某店では「コンボ」。
もうすっかりおばちゃん丸出しで、「だから、バーガーとお、チップスとお、、」と若い店員に注文していると、隣のレジに並んでいた中年のおじさんが、よどみなく注文を始めた。「XXXコンボ」「ポテトをサイズアップで」。「飲み物は何にしますか」という店員の質問が終わらないうちに、すかさず「ペプしマックス」と言い放った。
その鮮やかさ。同じものを注文するのに倍の時間を要し汗だくになっている私。目を見張っておじさんを見た。
「かっこわるい、、、」
もちろん汗をかきかき注文している私もかなりかっこわるいのだが、いい年をしてファストフードを注文し慣れてる彼のかっこわるさも相当なものだった。
「年相応」。もちろんいろんな但し書き付きでだが、この言葉は、正しかった。
2007年12月14日金曜日
かたつむり

ここに住んでいると、「日本と同じぽいけど微妙に日本じゃない」ものにあう。
食べ物なら、甘すぎるテリヤキ、コシのないうどん、酢の味がしないのり巻きなど。
生き物もものによっては、同じ形なんだけどなんだかでかい気がする。
特に最近思ったのがカタツムリ。日本にも大きいカタツムリは当然居るのだけど、こちらでみるのはサイズの平均値が微妙に高い気がする。
庭にもごろごろいるのだけれど、柄も日本のものに比べて色濃く不気味だ。
娘のなかでは、この不気味な生き物が大フィーバーのようで、回らない舌で「カタムリどこー?」とつぶやきながら庭を徘徊する。そして、見つけては腕にのせて得意げに、報告に来る。
娘の小さい体が、このカタツムリの大きさを強調してなんだかホラー映画でも見ているような気分になってくる。
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